ここ数年、高校卒の新入社員が入社しています。
今年も一人、測量調査部に配属されました。
いつもは飲み会だけなのですが、丁度この時期平戸の方で
~伊能忠敬没後200年記念企画展「伊能忠敬と平戸藩」~
が開催されており、バスを貸しきっての歓迎会兼社外研修になりました。
(以下 平戸オランダ商館ブログより)
文政元年(1818)、伊能忠敬は73年の生涯を閉じました。没後200年の今年、松浦史料博物館に所蔵する平戸図、九州図をはじめとして、9本に軸装された伊能図ほか、松浦家に伝わる天体観測・測量道具などを公開します。忠敬が平戸藩領内の測量を開始したのは文化9年(1812)12月。測量にあたり9代藩主静山は、測量終了後、平戸藩領の地図をひそかに平戸藩に渡すよう忠敬と約束を交わします。平戸藩領は海岸線が非常に長く、測量隊は三カ月余りをかけて測量を行いました。未完のまま忠敬が没したため、生存中に平戸藩へ測量図を提供することはできませんでしたが、その後弟子達により文政4年(1821)に完成し、幕府天文方高橋景保から松浦家に納入されました。松浦史料博物館に所蔵する伊能図は由来が把握できる貴重な伊能図であることが指摘されています。
伊能忠敬展の後、しばらく周辺を自由に散策。
ツツジがきれいな展望公園に登ったり、風情あるお土産街を歩いたり、
「安かったの!」とカステラを2斤も買ってきた女子たちも。
それぞれの時間を過ごして、お腹も空いたころ食事処へ。
四季折々の旬な料理を楽しめる「いけす居食家大徳利」。
最初の新入社員よりひとこと挨拶で緊張する姿が初々しく、
これからどんな技術員に成長していくのか楽しみになりました。
その後は“長串山公園”に寄って満開のツツジを楽しみ、
帰路に着きました。