前日まで心配されていた大型台風は速度を上げて過ぎていき、
真っ青な晴天で前日(初日)を迎えた今年のおくんち。
私は中央公園の夜の部を見に行ったのですが、暑くも寒くもなく、
丁度良い気温でした。
前のブログで庭見せを紹介したお隣の“小川町”はプログラム4番で登場。
「傘鉾」と「唐子獅子踊り」を披露しました。
【小川町紹介】
東長崎の中尾地区に伝わる中尾獅子浮立と町内の子供たちによる唐子踊を披露。中国色を取り入れた浮立は長崎ならではであり、獅子のストーリー性あふれる舞は見どころ満載。唐子踊は酒盛りの様子をおもしろおかしく表現している。傘鉾の垂れは三社紋のほか、葦や鯉などを長崎刺繍で配している。
(長崎くんちチラシより)
最初に登場した傘鉾は、やさしい色合いの垂れが優雅で、
熱気に包まれている会場をクールダウンさせるように、
静かに軽やかにくるくる回り、本当に綺麗でした。
その後の唐子踊では、平均年齢3.4歳の踊り子達が、大きな御神酒を
抱えて頭をふりふり・・千鳥足でふらふら・・と酒盛りの演技をし、
大変可愛らしい姿に「しょもーやれーぃ!」の声が上がっていました。
大人の獅子3頭と子供の獅子1頭で披露される獅子踊は、近くで見ると
大迫力!!!
立ったり転げたり、花を食べたりくるくる回転したり。驚くほど身軽で、
中に2人の人が入っているとは思えない動きでした。
「もってこーい!!!」の大合唱に2度のアンコールに応え、最後は
高速回転を披露したり、お客さんの頭をパクパクしてまわったり、本当に
サービス精神旺盛な小川町でした。
その後の中日と後日も天気に恵まれ、大変賑わっていたようですね。
当社の周辺では各踊り町の練習が毎日のように行われるので、
本番が近づくにつれ、周りが賑やかになってきます。
庭先回りも玄関の前で行われますし、おくんちを身近に感じら
れるのも当社の良いところです♪
来年も楽しみです。